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「明るい未来流れを、ジブンで」

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【カラダとココロのオブラート通信】      
       2025-5-6. vol.142
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お天気もよく暖かい日が続いていたGW、今日は雨でしっとりしています。
雨の日は副交感神経が優位になりやすいのでだるさが出ることもありますが、
眠りやすいという利点もありますね^^
本日も、ゆるっとよろしくお願いいたします。
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*◇* 日常に当たり前に散らばっている、悲しみや喪失感という小さなグリーフ *◇*
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4月からグリーフケアの学びがスタートして、1ヶ月が過ぎました。
当初想像していたグリーフは、大切な誰かを失うという死別に関わるものでしたが、
グリーフは想像以上に広い範囲で、私たちの日常に
普通に散らばっていることなのだぁと感じています。

一番驚いたのが、一般的に喜ばしい出来事の中にもグリーフがあるということでした。
例えばお子さまの結婚や就職。
これまで一緒に暮らしてきた家族が、家からいなくなるという事実があります。

子どもが巣立つというのは一般的に当たり前で、就職やご結婚は喜ばしいこと。
でも喜びだけではなく、共に喪失感が出ることもある。

当たり前の喜ばしいことでも、出来事の捉え方は人それぞれで、
当たり前で嬉しいことだから悲しんではいけない、と思わなくてもいい。

幼稚園から小学校に入学したり、小学校から中学校に入学したりという区切りの場面でも、
自分の手から離れたという気持ちが起きることがあります。

それまで、懸命に時間と心を費やされていれば、
余計に自分の存在意義にまで心が向かうということもあります。

退職すると自分の居場所や存在意義を失った気持ちになる。これもそうですね。

形があってもなくても、大切なものや存在を失った悲しみや喪失感がグリーフです。
亡くなっていなくても、疎遠になったり、
それぞれのステージが変わって関係性が変わることもグリーフになります。

まだたった1ヶ月だけど、グリーフはその人だけのもので、
人と大小を比べるものでもなく、他の種類のグリーフと比べるものでもないのだ、と。

自分の価値観や一般論で、それぞれの感情を否定したり、評価したりすることは
一見正しさがあるようで違うんだな、ということが
言葉ではない部分で私の中に入ってきていて、私は何もわかっていなかったなぁ、と
これまでの自分を反省したりもしています。

きっかけがあって、キリスト教の本を読んでみました。
それから同じ著者の「死の講義」という本を読みました。
死の捉え方を通して、それぞれの宗教を知るというもので、
最後に宗教を二行で語るというところがあり、著者のまとめる力が素晴らしかった。

その本の中で印象的だった文章がこちら。
「生きるとは、何かを大事にすることである(価値)。
そして、それを言葉で考え、言葉でわかることである(意味)。
価値とは一人ひとりの生き方である。学校では教わらない。理性からは導かれない。」

「個人が生き方を選択する。自分なりの価値や意味で、自分の生き方を基礎づける。」
「自分の生き方を選択するのは、知識ではない。知識を超えたことがらである。」

グリーフは特別なことではなく、その学びは心を、人を理解することであり、
それぞれの生き方を尊重することであり、そのための自分の器を広げる、
寛容さを持つこと、柔らかくあることにつながっています。
レイキでもあり、算命学ともつながるなぁ〜